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疲れました・・・@病院

先週末、息子を送り出してほどなくして、園から連絡が入りました。
園に到着してすぐの検温で、8度3分もあったそうです。
咳も出ているし、インフルエンザであったら事なので、迎えに来て欲しいとの事。
すぐに車で向かいました。

到着すると、教室で皆と一緒に粘土遊びをしている息子さん。
確かに顔は赤く上気し、ほんの少し元気が無さそうに見えます。
それでも私の顔を見つけると、にっこりとこちらへ走ってき・・・・

通過。

横目で私を見つつ悪戯っぽく笑い、脇をすり抜けて行ってしまいました。
嗚呼、この迎え入れる体制バッチリ広げた両手と、私の立場は。
熱が有るとは思えない軽快さで、タタタと廊下を駆けていってしまいました。
慌てて先生と追いかけとっ捕まえて、靴を履き替え車へ連行。
まったく~。熱が上がったらどうすんの。
車に乗り込むと、来る途中に買ってあった飲むヨーグルトに目をつけ開けてと催促。
チューチューしながら、ようやく落ち着いてくれました。

家に着くとさすがにしんどくなったのか、畳んだ布団の間に潜り込んでじーっとしています。
眠るつもりなのかな。可哀想ですが一旦引っ張り出し着替えさせ、熱を測ると8度1分。
眠そうなので添い寝をしてあげるとすぐ、寝息を立て始めました。
病院は、夕方からでもいいかな。とにかくしばらく休ませてあげる事にしました。
結局そのまま、3時間ほどぐっすり眠っていた息子さん。
体を触ると、今朝よりは幾分熱が下がったようにも思えます。
リンゴジュースを飲ませ、プリンを見せるとそれを食べ始めました。
しかしやはり、食欲があまり無い様子。半分ほど残してしまいました。
多少の熱より食い気の息子さんにしては珍しいことです。
相当、辛いんだろうな。病院に連れて行かないと。
近くの小児科の午後診療は夕方5時からだったので、時間を見計らって家を出ました。

待合室には、5歳くらいの男の子とその母親らしき人しか居なく、
あまり待たされることは無さそうなのでほっとしました。
息子さんは、以前の記憶が蘇ったのか待合に入ると同時にぐずり始めます。
静かな部屋の中に響く、息子さんの宇宙語・・・。
怪訝そうな顔で見られるのは慣れていますが、男の子のあまりもの凝視に辟易しました。
受付から体温と体重をはかるよう言われ、体温計を手渡されます。
体重の方は私と一緒に乗る事で楽にすみましたが、問題は体温測定。
家で使い慣れている10秒計なら自分で脇に挟む事も有りますが、
病院のものは使い慣れていないものだし少し待ち時間は長いです。
病気でただでさえ不機嫌な息子は、それはもう大きな声で拒否し、暴れました。
男の子がギョッとして、母親に何かささやく声が聞こえます。
ここまできたらえーいと開き直るよりありませんが、こういうのってまだまだ慣れないな。
ようやくはかった体温計を返し、なんとか息子さんをなだめます。
受付の人が気を遣ってか、テレビのチャンネルを幼児番組に合わせてくれました。
それでようやく、落ち着いてくれました・・・。ほっ。

待つことしばし、名前が呼ばれ診察室に入るときには、息子さんは眠ってしまっていました。
このまま診察できないかな・・・せめて、インフルエンザ検査が寝たまま済ませられればなぁ。
背中と胸に聴診器を当てているうちは、眠ったままでした。
しかし、のどを見るときにはそうは行きません。
目を覚ましていきなりの状況に驚いたのか、不快感をいっぱいに込めて叫ぶ息子さん。
なんとか押さえ付け、のどの診察を終えました。
そして・・・インフルエンザ検査。
先ほどの診察ですっかり怯えきっていますから、先生の方を向く事すら拒みます。
必死で私にしがみつこうとするのを引き離し、前を向かせ、足は私の足で挟んで、
両手は私の左腕で抱え、そして右手で頭を固定します。
4歳になった息子の死に物狂いの抵抗を、一人で押さえるのは至難の業です。
難なく手を外され、頭を激しく振り泣き叫んで抵抗する息子さん。
押さえてくださいと繰り返されても、一人で押さえるのなんて正直無理です。
医師ははっきりと聞こえるほどの音で舌打ちし、看護婦を呼びました。
「こんな検査、赤ちゃんでもやってるんやで」
何度も何度も息子にそう言っていますが、伝わるはずも有りません。
大騒ぎの末何とか採取出来、やれやれといった空気の中、
吐き出すようにつぶやいた医師の「なんちゅう聞き分けの無い子や」の一言。
しつけが悪いと言う事なんでしょう。悪いのはこの子でなく、私です。
こんな時、息子に状況をわからせスムーズに医療行為を受けさせるには、
一体どうすればいいんでしょう。ここも、これからの課題ですね。
生きていく上で、一生医療機関に関わらずにいる訳にはいきませんから・・・。

幸い、検査の結果はA型もB型も陰性でした。単なる風邪、という事でしょう。
シロップ薬を2種類と抗生剤、解熱の座薬を処方してもらい、帰路につきました。
ほんと、疲れた・・・。息子さんもご苦労様。
やっぱり、健康が一番ですね。いろんな意味で。



# by mozuq | 2005-03-18 18:49 | 日々のあぶく

■ハウルの動く城

かなり久々に、劇場での鑑賞です。
近くのシネコンが、毎週水曜レディースデーだっつうんで、園の母友さんと行って来ました。
いや~。やっぱ劇場で観るって良いですよね。
1000円だし。しかも毎週だし。これからはちょくちょく観に来ようかなー。
映画の内容云々より、とりあえず「劇場で観た!」感に心躍る2時間弱でした。






↓↓↓以下ネタバレ有りです。未鑑賞の方はご注意を!!!







まぁ、ワタシ的この映画の見所と言えば、とにもかくにもハウルの魅力、でしょう。
この手のカッコいい系主人公の映画を観て、
「主人公がカッコイイ~」って感想は決して言うまいと思っていたのですが・・・。
いやぁ、もう、ハイ。素直に認めます。第一声で言っちゃいます。ハウルカッコイイ、と。
ルックスも勿論ですが、何と言ってもあの物腰、キャラにやられちゃいましたよ。
キムタクの声ってどうなんだろーって思っていましたが、
あのこなれていない風が変に合ってると言うか・・・結構よかった。そこも意外でした。
早速壁紙をハウルに変更するほどの熱の入れっぷりな私を、笑ってやってください。

で、肝心なお話の方なんですが・・・。
これは~。どうなんだろう・・・。
宮崎作品と言うと、とにかく何かしらメッセージを感じてしまう私なんですが、
今回は「戦争」がテーマなのかな。
それにしては、登場人物たちのストーリーと絡み合っていないんですよね。
ハウルとソフィの恋愛、ハウルとカルシファーの契約もソフィの呪いも何もかも、
戦争とは全く関係ない所で勝手に進んじゃってるし。
別に戦争って設定は不必要なんじゃない?それでもお話出来上がっちゃうんじゃない?
てかむしろ、そういう設定がある事で妙な違和感を残しているような。
なにせ、ラストの展開が唐突なんですよ。アレはなんだったの?って疑問点満載。

●何故ハウルは鳥?になって戦争相手?と戦っていたの?
いやね、ソフィ達と暮らすようになってからの事なら、理由は明白なんですよ。
私の大好きな台詞にも有るように、ソフィと家族達を守る為ですからね。
でも、それ以前の行動は、不可解極まりないですよね。
大して戦果もあげられないと言うのに、危険を冒してまで何故。弱虫なはずのハウルが。
その辺の理由が説明不足。

●一声でやめさせられる事が可能なのに、サリマンは何故戦争放置していたの?
ハウルを味方に引き入れるか、滅ぼすかの判断の為だけに、
止められるはずの戦争を継続していたとしたなら・・・アンタ、桔梗屋さん以上の悪者だよ!
ハウルが心を取り戻したら、すんなり「やめさせましょうか」だもんねぇ。
戦禍で命を落とした人々を何だと思ってるんだ!

●そもそも「カブ」君が王子様である必要性って・・・。
誰にかは知らんが呪いをかけられて、カブ頭の案山子になってしまった王子さま。
君何の為に居るの・・・「愛するもの」ソフィを言うならば恋敵のハウルの元へ連れてくし。
そんでようやく王子様に戻れたって思ったら、目の前ではソフィとハウルいちゃついてるし。
「じゃあ僕は、戦争をやめさせにでも行きますか」って。何。
棒でピョンピョン去ってくのは案山子時代の名残?笑。
正直、居ても居なくても良いどーでもキャラ。まがいなりにも王子なのに。かっかわいそうっ。

●ハウルとカルシファーの関係に、ソフィが深く関わってるのは何故?
まぁ、ハウルの心を戻すのにソフィが重要な役割を果たしているのは、
ひとえに「ハウルの想い人」だから。これで説明はつくでしょう。
でもさ、カルシファーを持ち出す事が出来たり、水をかけても消えないのは何故?
カルシファーにとっても、ソフィは特別な人扱いってなんかご都合主義じゃないですか?
ハウルの心臓の影響なのかなぁ・・・。
てか。ハウルを追って過去まで行くってのはまだわかるとして、
そこでハウルとカルシファーの契約の瞬間を目撃したからと言って、
何も知らないハウル達に「未来に必ず行くから」って。
初対面でんなこと言われても「はぁ?」デスヨネ。そんでもハウルも待ってるみたいなの。
一目惚れしたって事?

●ヒンはどうして、ソフィに懐いてるの?ってか何の為に居るの?
ナウシカで言うテト、もののけで言うコダマ、みたいなもんでしょうか。

未確認ですが原作では背景に戦争は欠片も無いらしく、これは映画だけの設定なようです。
イラク戦争を意識しての事だと思われますが、このテーマが消化し切れていないのが、
展開の唐突さと説明不足の一番の原因ではないかと。
要は元々ストーリーに不要な設定なわけですよ。
だから、「戦争」に関わる設定のほとんどが不自然になってる気がします。
中盤までの展開は良かったんだけどねー。

総評するとこの映画は、ハウル萌え映画。
ハウルのカッコ良さで丼三杯平らげる映画、って印象かな。
勿論私はおかわり6杯って感じでした。照。

一度原作は読んでみたいものですねー。



# by mozuq | 2005-03-10 13:25 | ツッコミ映画評

食事会

今日は、園の保護者会のお食事会でした。

途中入園の私はなかなか輪の中に入り辛く、行こうかどうしようか迷いましたが、
やはり保護者会の活動には参加した方が良いだろうし、
もしかしたらこれを切っ掛けに仲良くなれるかも、そう思って参加する事にしました。

場所は、市中心部に有る駅ビルの地下。夜は居酒屋になる和食料理屋さんです。
私が着いた頃にはもう、ほとんどの人が集まっていました。
お座敷なのでほとんど自由席だったのですが、
特に仲良しが居ない為に何処に座って良いかわからず、適当に空いていた席に座りました。
テーブル中央だったので、場所的にはどちら端の人でも話はしやすかったのですが、
それでもやはり、皆の話の輪には入っていけません・・・。
ポツンと座って、料理が運ばれてくるのを手伝ったりしていました。
実を言うと私は、積極的に人付き合いするのは本当に苦手なんですよね。
保護者会会長さんの挨拶も終わり、食事が始まってからもなお、話には入れません。
仕方なく黙々と食べながら、周囲の人の話を聞くだけの私。
そこへ話しかけてくれたクラス委員のTさんが、まるでマリア様のように見えました。笑。
一度話すと皆の輪の中にも入りやすくなり、後半の食事は楽しいものになりました。

嬉しかったのは、お母さん皆がうちの息子の名前を覚えていてくれたこと。
そして当たり前のように「○くん」と呼んでくれていること。
アカンたれの母とは違って、意外に息子は有名人なようです。
女の子みたいな男の子として。
先月の発表会では、ご主人方までもが「あの子男の子なのか!」と驚いていたとか。
色が白くて可愛いよねぇ~っと声を揃えて言われると、照れ臭いやら嬉しいやらで、
「かかか、髪が長めですからねきっと」とかわけの解らない発言しか出来ない私のバカ。
きっと顔も真っ赤になっていたと思います。あ~恥ずかしい。
そうそう、例の「恋人」K君のお母さんともお話出来ました。
懇談で聞いた話をしてみると、K君のお母さんも同じような話を聞いたようです。
「うちの子○くんスキスキで抱きついて行ってるとか。とっても仲良しだそうです~」
「うちの子が泣いてたら心配してくれるとかで、ほんといつもお世話になってます~」
そんなやり取りを聞いていた周囲のお母さんたちも、大笑いしていました。

会も終わりに近付くと、どこからともなく携帯番号&メアド交換会になりました。
来期からのクラス編成では、年齢や発達の度合いによっては、
クラスが離れてしまう子も居るからでしょう。
恐る恐る、Tさんに「交換してもらってもいいですか?」と声をかけると、快くOK。
交換していると、「私にも○くんママのアドレス教えてー」って皆が言ってくれてびっくり。

こんな感じで、和やかな雰囲気の中会はお開きに。
やっぱり、思い切って参加してよかったなぁ。

・・・だけど。
帰宅すると首から背中にかけてピキーンと痛み、そして腹痛。結構ひどくお腹下してました。
やっぱなんだかんだいって緊張してたんですねー。
それとも、豪華な食事に身体がびっくりしてしまったのだろうか。はにゅん。



# by mozuq | 2005-03-08 15:47 | 日々のあぶく

はっぴーばーすでー

先日、息子さんが4歳になりました。

プレゼントは、祖母から室内用トランポリン。私からさいころ型木製パズル。
最近ケーキをあまり食べないので、バースデーケーキは買いませんでした。
その代わり。大好きなハンバーグレストランへ行きました。
久しぶりの外食でしたが、周囲の人の食べてるものを欲しがったりして騒ぐ事も無く、
注文から食事が運ばれてくるまで、ご機嫌で待ってくれたのでホッとしました。
ランチ皿の上に並んだ、デザートのチョコロールケーキ。
隠そうと思っていたのがタッチの差で奪われてしまいました。あー。
片手でロールケーキを齧りながら、もう片方の手でフォークに刺したハンバーグをパクリ。
な、な、なんて取り合わせ・・・君の味覚はどうなっているんですか。
それは食べ合わせ的にはアリなんですか。
それでもご機嫌で食べてくれているから、いっかぁ・・・。
食事の後届くよう、ライオンをかたどったアイスクリームを頼んでおいたのですが、
意外なことに見向きもしません。
やっと手を伸ばしたと思ったら、なんと周囲に敷かれたコーンフレーク。
なんだよ~。ライオンさんは、私の別腹へ収納されることと相成りました。無念。

食事中小さなハプニングは有りましたが、全体的にオリコウサンな息子さんでした。
戦績は、ハンバーグを少々残してしまいましたが、
和風サラダのお豆腐を食べてくれたので良しとしましょう。
帰る時までニコニコで、終始ご機嫌な息子さんでした。
久しぶりに「来るんじゃなかったぁー!」と一度も思わなくて済む外食でした。笑。

あ。これって、母親4年生に進級した私への、プレゼントだったのかも。ね。



# by mozuq | 2005-03-07 17:30 | 日々のあぶく

懇談

今学期最後の懇談でした。
園の教室を利用するので、朝、まだ子供達が来ていないうちに息子と2人で登園します。
息子さんは、カランとしたいつもと違う雰囲気の教室と、先生を独り占め出来る事、
そして普段居ないはずの私が居るって事に興奮気味な様子。
「○ちゃん、今日は特別ニッコニコだねー」
先生が仰る所を見ると、大好きな園に私が居る事が嬉しいのかな?
二重の喜びだったりして?なんて思ってしまいました。

しばらく息子さんの発達について話した後、とても嬉しい話を聞きました。
息子さんの、初恋(?)話。
その子は、息子さんの事が大好きらしく、いつも後ろをついて歩いているとか。
走れば真似て後を追いかけ、絵本を見れば隣で自分も絵本を広げ・・・と言う感じ。
グズって泣いている時などは、心配そうに度々様子を見に来たりしてオロオロ。
かたや息子さんの方は、まだまだそれ程の関わりは持てないにしても、
調子の良い時などは2人で寄り添い、ホッペにチュッチュしたりして仲睦まじい様子だとか。

「これで、禁断の愛でなければネェ・・・」

ポツリと先生。
そう。
お相手はK君と言う、小柄ではありますが、マルコメ頭の立派な男の子だったのでした。

まぁ、初恋と言うのは冗談ではありますが、
こんな愛想の無い息子を好いてくれるお友達の存在には、心温まりました。
大好きな人、事、物・・・どんどん増えて、息子の生活が有意義なものになっている。
先生方や関係者の皆さんが、息子を可愛がって下さるのはとても嬉しいですし、有り難い。
けれど、それとはまた別に、対等な立場で息子を慕ってくれるお友達の存在。
本当に、息子は勿論私にさえ勇気と元気を与えてくれる、光のような存在です。
どうかこの先も、数々の光が、私たちの歩む道筋を照らし出してくれますように。
そして、私の息子もまた、何処かの誰かの光になって、先を照らす存在になりますように。



# by mozuq | 2005-02-24 19:05 | 日々のあぶく

かあさんの                生きてきた意味 生きていく理由 全て 君に貰ったんだよって           伝えられたら
by mozuq
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私たちについて

HN■もずく
性別■♀
主人と息子の3人暮らし。
音楽と映画が大好き。
子離れが出来ない、
ダラ奥かつヘッポコ母です。

息子■11歳。
重度の知的障がいを伴う
自閉症です。
現在、地域支援学校の
小学部に通っています。

好き■麺類、きのこ類、
牛肉、電話帳、歯ブラシ、
太鼓の達人、カフェオレ、
かあさんのほっぺた
嫌い■生野菜、牛乳、
大声、大きな音、
虫、犬、猫、歯磨き

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